お口には、物を食べる、お話をする、表情を作るなどなどいろいろな働きがあります
多くの人は、生まれてから無意識のうちにそのようなことができるようになっていきますが、お口の機能が上手に育っていない場合はいろいろな問題が生じてくることがあります。たとえば…
- うまく噛めないので、食べるのに時間がかかる
- 固いものがすきでない…
- 舌がうまく回らず発音が悪い
- お口で呼吸している、いつもお口が開いている などなど…
このような状態を専門的には「口腔機能発達不全症」と呼んだりします。
先程の問題を改善できると、姿勢がよくなり、呼吸が改善し、かみ合わせが改善し、しっかり栄養摂取ができるなどの効果が期待できます。
このように、幼少期からの口腔機能へのアプローチは心身の成長にとって非常に大切なのです!
一方で、年齢を重ねていくと、体のいろいろな機能が低下していきます。
お口の機能も同様に低下していきます。たとえば…
- 歯がなくなりうまく噛めない
- 唾液が減って口が乾く
- 飲み込みにくい,むせる
- 発音しにくい
- 唇や頰,舌などの動きが悪く などなど…
加齢により生じたこのような状態を「口腔機能低下症」や「オーラルフレイル」と呼んでいます。
これをそのまま放置していると…
- 栄養がうまく摂れない。全身の動きが悪くなる。
- 食事が楽しくなく、生活に張りがない。
など、日常生活にも悪影響を及ぼすことが知られています。
年齢だからとあきらめずに、適切にトレーニングを行うと、お口の機能低下を予防し、回復できることがあります。
「逗子みんなのための歯医者さん」では
赤ちゃんから大人まで、お口の機能へのアプローチに我々は力を入れています。
ぜひ、よりよい生活を送るために、「おいしく食べて、健やかに成長し、機能を維持する」ことへのお手伝いをさせて下さい。